Q 

侵攻から一年経ったいま、「双方が武器を置き、即時停戦を」と言う人がいますが、これについてどう思いますか? 
また「米欧による武器供与も問題だ」と言う人もいます。これについてはどうですか?

A 

いま「即時停戦」を唱えることは、プーチンによる四州併合を認めることにほかなりません。それはプーチンを喜ばせるだけです。
 
また「米欧の武器供与反対」を唱える者には、戦うウクライナの人々の声を聞けと言いたい。
 
「ウクライナ人民は戦わんとしても、ロシアの重火器や軍用機を破壊するために必要な武器を有していない。
ウクライナ人民にとって、みずからが必要とする武器を得ることは死活問題なのである。
それゆえ、ウクライナへの重火器の無条件供与の要求は、ウクライナのレジスタンス支援のもっとも重要な方法になる。
これは、ウクライナ人民がこの戦争で勝利しうる唯一の方法なのだ。」
 
これは、ウクライナの戦闘的な左翼に属する青年・学生がつくった「ユース・フォー・ウクレイニアン・レジスタンス」の呼びかけです。
血みどろの決死的戦いをくりひろげているウクライナの人々に向かって「火炎ビンと旧式の銃だけで戦え」と言うのは「死ね」と言うにひとしいのだ。
 
米欧帝国主義権力者にはそれぞれの利害があることなど、分かりきっている。
 
だが、階級的判断の絶対的基準は、ただ虐げられた労働者階級の現実的利害の防衛と擁護におかなければならないのだ。

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