「G7が他国の内政に乱暴に干渉することをやめるよう求める」駐英中国大使館がホームページ上で懸念表明
G7広島サミットで西側諸国が中国に対して厳しい姿勢で臨むとの見通しが伝えられる中、イギリスにある中国大使館は深刻な懸念を表明し、「他国の内政に乱暴に干渉することをやめるよう求める」とけん制しました。
G7広島サミットでは台湾問題などで中国に対し厳しい姿勢が示されるとみられています。
これに対し、イギリスにある中国大使館の報道官は19日、ホームページ上で深刻な懸念を表明。「台湾海峡の最大の脅威は台湾独立という動きとそれを支援する外部勢力だ」などと主張した上で、「G7が他国の内政に乱暴に干渉することをやめるよう求める」とけん制しました。
また、日本についても「G7議長国として国際社会の懸念に対し責任ある態度をとり、世界の平和のために良いことをするべきだ」とけん制しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0db81d0e4a764148cc787db16889cef59b5376e
中国外務省 汪文斌 報道官
「私たちは開放、包容の原則を維持し、分裂や対抗を引き起こすのではなく、地域や世界の平和、安定と発展を促進するために積極的かつ建設的役割を果たすよう希望する」
また、G7で中国やロシアに対し「力による一方的な現状変更は許さない」などとするメッセージが盛り込まれる可能性について「日本は秩序を語る前に、まずは福島原発の処理水の放出といった無責任な行動をやめるべきだ」と反論。G7議長国である日本をけん制しています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/495594