マイナカード誤登録、9自治体14件に拡大…ログアウトしていない共用端末で口座上書き
https://news.yahoo.co.jp/articles/4155bc5021e2a0552ae3a830d6f71144aa67c2b1


年金や給付金を受け取るためにマイナンバーと預貯金口座をひもづける「公金受取口座」を巡り、別人の口座情報を誤って登録するミスが相次いでいる問題で、誤登録は北九州市など9自治体で計14件に上ることがわかった。デジタル庁は総点検を進めており、さらに増える可能性もある。
デジタル庁が23日に発表した際は6自治体の計11件で、徐々に広がっている。デジタル庁は福島市以外の5自治体の名は公表しておらず、その後、福島県いわき市、北九州市、大分市がミスを公表した。
誤登録は、マイナンバーカードの取得者にポイントを還元する「マイナポイント」の手続きの際に、自治体の支援窓口の共用端末で発生した。マイナポータルの利用者が手続きを終えた後にログアウトしなかったため、同じ端末で次に手続きした人の口座情報が、前の利用者のアカウントに上書きされたことが原因だという。