映像・音響編集ソフトの米アビッド、身売り検討=関係筋
https://news.yahoo.co.jp/articles/384bcdb600c61211a2800aa16445b94c20e0d03d

[ニューヨーク 24日 ロイター] -
関係筋によると、映像・音響編集ソフトを開発する米アビッド・テクノロジーが身売りを検討している。

買収に関心のある投資家に拘束力のある提案を求めているという。
アドバイザーはゴールドマン・サックス・グループ。

この報道を受け、24日午後の米株式市場ではアビッドの株価が18%急伸。
株式時価総額は約10億ドルとなった。

関係筋は身売りが実現するかは確実ではないと話している。

アビッドは1987年の創業。主にエンターテインメント業界向けに
編集用のソフトウェアとハードウェアを提供しており、同社の製品は
「トップガン マーヴェリック」や「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」など
大ヒット映画の制作に使用された。

ただ、第1・四半期決算は市場予想を下回り、年初から株価が20%近く下落。
ジェフリー・ロシカ最高経営責任者(CEO)は、サプライチェーン問題が
「音響ハードウェアの粗利益率を大きく圧迫する予想外の逆風」になったと説明している。