新美南吉生誕110年 「ごんぎつね」尽きぬ魅力

童話「ごんぎつね」で知られる児童文学作家新美南吉=愛知県半田市出身=が、今年生誕110年を迎えた。
没後80年がたつ今も、作品は小学校の国語の教科書に載る定番だ。
現代に通じる物語の魅力は、どこにあるのだろう。

「ごんぎつね」はいたずらばかりしている小狐ごんの改心を描く童話。
大切なウナギを盗み、迷惑をかけた村人・兵十に償うため、栗や松茸を連日届けるようになるが…。
1931年に執筆され、児童雑誌「赤い鳥」に掲載された。

https://www.chunichi.co.jp/article/683148