tvk報道部2023/05/30
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サッカー・J1の湘南ベルマーレが、5月26日に発表した新スタジアムの建設計画について、落合克宏市長は「驚いている」とその胸中を明かしました。

湘南ベルマーレは、今のホームスタジアムがある平塚市総合公園の中に、別の新しいスタジアムを建てる計画を、5月に平塚市に伝えていて、建設費の半分となるおよそ70億円の財政的な協力を、市に求めています。

30日の定例記者会見で落合市長は、以前からクラブに対し「総合公園の中での建設はできない」と伝えていたことや、クラブから「税金で何とかしてくれとは思っていない」と言われていたことなどを挙げて、「驚いている」と明かしました。

スタジアムのあり方について、落合市長は「引き続き一緒に考えていく」とした一方で、クラブ側の提案をそのまま受け入れることはできない、としました。

平塚市 落合克宏 市長
「今回はかなり無理な提案を一方的に突き付けられたと感じている。「これは協議なのか」という思いもあり大変残念に思っている。」

平塚市では、6月7日に始まる市議会で考え方などを共有したあとに、ベルマーレ側に返答する予定だということです。