【為替と株】年末にはドル円150円・日経平均3万6000円
https://media.monex.co.jp/articles/-/22083

年末までに3万6000円は射程圏内、関門になるのは米国の金利動向

雇用が強ければFRBの金融引き締め長期化観測につながりかねない

労働市場の堅調さを保ったままインフレ鎮静化の可能性もある

相場が上がってくると途端に強気が増えるというのは株屋の習い性である。自慢じゃないが僕は正月から2023年の年末には日経平均3万6000円という予想を出していた(←自慢)。

週刊ダイヤモンドの「2023年大予測」をはじめ各種のアンケートにそう回答していた。Newsモーニングサテライト(以下モーサテ)の新春企画「どうなる?2023年のマーケット」でも以下の予想を出していた。

この僕の日経平均3万6000円予想に、とても心強い援軍が現れた。

我が上智大学の後輩・JPモルガンの佐々木融さんだ。今朝ご一緒したモーサテで、佐々木さんは為替の見通しを解説した。

今は外国人が為替ヘッジ付きで日本株を大量に買っている。

だから日本株が上がれば上がるほどヘッジで円売りをしなくてはならない。ドル円と日経平均の相関は高くなり、ドル円が円安に1円動けば日経平均は500円上がる計算になる。

様々な要因でドル円は150円くらいまで行くと思う。

そうなれば日経平均は3万6000円。「広木さんが年初からおっしゃっている日経平均のターゲット3万6000円とすごく整合的なんです」と述べられた。