そもそも多くの国で、軍備に割く額はGDPの数%程度
(世界平均で2%強、平和な国では2%未満)であり、またその中でも
金額の大半を占めるのは兵士・職員の人件費である。そのため、
市場規模としてはそれほど大きくない。

軍需産業として収益(売上高)規模が世界一の米ロッキード・マーティン社の
2006年の売り上げは、世界規模の民間企業で比較すると56位でしかない。
同様に軍需で世界2位の米ボーイング社は民間企業としては29位になる。
軍需で2位の米ボーイング社と軍需で1位の米ロッキード・マーチン社が
総収益額では順位が29位と56位と逆転するのは、それだけ米ボーイング社が
軍需以外の部門の売り上げが大きいからである。

軍需3位の米ノースロップ・グラマン社はフォーチュン誌の
世界企業売り上げランキングで100位に存在する。
軍需4位の米ノースロップ・グラマン社と5位のレイセオンは216位と
306位であり、防衛産業の巨人達も、世界企業としてはウォルマート社や
ゼネラルモーターズ社、トヨタ自動車社に比べれば、大人と子供程の違いが生まれる
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