希望ないのにマイナ保険証登録 5件解除と厚労省

 厚生労働省は5日、マイナンバーを巡る問題を審議した参院地方創生・デジタル特別委員会で、自治体がマイナカードを交付する際、本人が希望していないのに保険証の機能を持たせた事例が確認されたと明らかにした。意思確認が不十分だった事務的ミスだとし、2日までに5件の登録を解除したという。

 マイナ保険証を巡っては、他人の情報をひも付けするトラブルが既に判明している。

 一方、河野太郎デジタル相は特別委で、マイナンバーと公的給付金の受取口座のひも付けで、本人ではない口座を登録している場合は修正するよう重ねて呼びかけた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85193298ce5d77dbe405ada1cf1f026c40768dfd