今年第1・四半期にドイツの国内総生産(GDP)は前期比0.3%減と、2期連続のマイナス成長となった。特に押し下げ要因となったのは家計消費の1.2%減少である。フランスとイタリアで小幅ながら増加が見られたのとは対照的だ。

センティックスが5日に発表した調査報告で「ユーロ圏最大の問題児」とされたドイツ経済は、岐路に立たされている。

ロイターがエコノミストを対象に行った調査では、ドイツの第2・四半期のGDP予想を巡る見解が割れた。マイナス0.3%からプラス0.5%まで幅が見られ、中央値はプラス0.2%となった。

https://jp.reuters.com/article/germany-economy-consumption-idJPKBN2XT08W