コカインの入ったカプセル飲み込んで密輸したか 容疑者逮捕
06月14日 12時19分
コカインの入ったカプセルを飲み込んで羽田空港に密輸したとしてポルトガル国籍の容疑者が逮捕されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
体内からは70個余りのカプセルが見つかり、警視庁は末端価格でおよそ2300万円相当のコカインを密輸したとみて詳しく調べています。
調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、ポルトガル国籍のウパダイ・ゴメス・ミゲウ容疑者(55)です。
捜査関係者によりますと先月、コカインおよそ14グラムが入ったカプセル1個を飲み込んでフランスから羽田空港に密輸したとして麻薬取締法違反などの疑いが持たれています。
手荷物検査場で容疑者の様子が不審だったことから税関がレントゲン検査などを行ったところ、体内から長さ5センチほどのカプセル71個が見つかったということです。
カプセルの一部を調べたところ、コカインが入っていることが確認されたということで、警視庁はあわせておよそ1キロ、末端価格で2380万円余りのコカインを密輸したとみて詳しいいきさつを調べています。
調べに対し容疑を否認しているということです。
違法薬物の密輸をめぐっては、旅行客の増加など海外との往来が活発化するなかで航空機の手荷物などに紛れ込ませるケースが急増していることから警視庁などが警戒を強めています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230614/1000093817.html