たしたちは、青山さんが性別適合手術に際し、大きな困難として、金銭的な困難を抱えていることを知り、それを支援するために結成したプロジェクト団体です。
青山さんは現在、公立の通信制高校の先生として勤務をしています。学校では、管理職にのみトランスジェンダーであるとカミングアウトをしており、管理職の理解のもと女性として「普通に」生活しています。
仕事は授業の他にも、さまざまなバックグラウンドを持つ生徒の生徒指導や進路指導の担当をしたり、ホームルームの担当をしたりと教員として充実した生活を送っています。
▶青山さんが困っていること

学校での宿泊を伴う行事では、入浴指導が必要になることがあり、場合によってはその指導を担当できないということもあるでしょう。その際に、「なぜ指導ができないのか?」と戸籍上の性別が露見してしまう可能性が十分に考えられます。

2)日常生活での困難
@青山さんは持病として、重度のアトピー性皮膚炎のほか、摘出の必要な皮下腫瘍や発達障害、性同一性障害の精神的治療、うつ病などがあります。これらはすべて保険診療が可能なものですが、
重度アトピーの治療には3ヶ月に1度、4万円を超える自己注射療法(高額療養費制度を利用しています)が必要であり、月平均の医療費は2万円を超えます。これは同世代の自己負担平均7千円と比べても3倍弱の負担です。
さらにホルモン療法を保険外診療で行っており、それを加えると医療費はさらに増えます。

https://www.indiegogo.com/projects/support-my-friend-s-gender-affirmation-surgery#/