「マビノギ」ゲームエンジンをUnreal Engineに変更すると発表。20年の時を経て大幅な改善へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb4796b90bbfde5b3342283e8773e104ecf2622d
ネクソンは、MMORPG「マビノギ」のゲームエンジンをUnreal Engineに移行するプロジェクト「マビノギ エタニティ」を、6月17日に韓国で開催されたマビノギ19周年記念夏季アップデートショーケースで発表した。

2004年に韓国で、2005年に日本でサービスが開始された「マビノギ」だが、20年近く「Pleione Engine」を使い続けてきた。Pleione Engineは、DevCAT Studioがマビノギのために開発したゲームエンジンで、当時は最適化に優れていると評判だったが、20年近い歳月が流れ、マルチコアCPUの普及やGPUの飛躍的性能向上により、マビノギのゲームエンジンは様々な問題を引き起こし、開発上のボトルネックとなっていた。

ネクソンは2024年で20周年を迎える「マビノギ」のゲームエンジンを変更する決断に至った。

公開された映像は、キャラクター「ナオ」が現行グラフィックからUnreal Engine移行後のグラフィックへ変化する演出となっている。

ネクソンは、「マビノギ」のゲームエンジンをUnreal Engineへと移行するプロジェクトを3月頃から進めているという。現時点ではゲームエンジン移行の具体的な時期は未定。

「マビノギエタニティ」は今後数年をかけたプロジェクトになるようで、ゲームエンジン移行で事実上「リメイク」と言っても過言ではない規模の変更が行われるとみられる。

devCAT Studioのミン・ギョンフン ディレクターは、プレイヤーが望んでいるのはマビノギ2を新たに作ることではなく、マビノギが永遠に続くことなのでゲームエンジンを交換する決断をしたと説明した。