2036年からやってきたタイムトラベラー
2000年11月2日、オカルト好きが集まるTimeTravelInstituteというサイトの掲示板に、タイムマシンの実現と写真の所持を主張するアカウントが現れた

さて、ジョン・タイターが語った内容は、大要下記の通りである。

ジョン・タイターは1998年に米国フロリダ州タンパで生まれ、ファイティング・ダイヤモンドバックスというショットガン歩兵部隊に所属している。

タイターは2036年から1975年にタイムトラベルした。その目的はIBM5100を回収し、2038年問題を解決するためである。
IBM5100を回収した後、家族の様子を見るためと、写真を回収するため1998年に立ち寄った
(1998年、Coast to Coast AMの司会者であるArt Bellに2036年から来たタイムトラベラーからFAXが送られており、これは後にジョン・タイターからのFAXとして扱われることになる)。

タイムマシンはゼネラル・エレクトリック製で、正式名称は「C204型重力歪曲時間転移装置」。
未来/過去方向へ10年/hのタイムトラベルが可能で、車に搭載して使う。
当初はタイムマシンを搭載した1967年式シボレー・コルベットを利用していたが、後に87年式の4WDに乗り換えた。

タイムトラベルの基礎はCERNによって研究され、最初のタイムマシンは2034年、GEによって製造される。

2005年から米国で内戦が勃発し、これは10年間続く。
さらに2015年にはロシアが米国を核攻撃し、第三次世界大戦に発展する。
この戦争では30億人の命が失われる。大戦勃発の「Nデー」には、日本、台湾、朝鮮半島は全て「強制併合」される。

公式なオリンピックは2004年以降行われず、2040年になって再開される。


今改めて読むと、何とも現実味のない話である。
当然ながら2023年の現在に至っても第三次世界大戦は勃発しておらず、2004年以降もオリンピックは開催されている。
また、1998年のFAXでは2000年問題で災害が起きると注意喚起がされているが、幸い大きな混乱は起きなかった。


一部抜粋、全文はソースで
https://note.com/caffelover/n/n39a9be954b7f