https://gendai.media/articles/-/111880?page=5

これらの些細なトラブルともいえないトラブルが重なり、長年ここで暮らす年配の住民たちは腹に据えかねる思いをしていた。

そこに、こうした住民間の声を、長年暮らしてきた70年配主婦が、偏った正義感にもとづいて40代・30代夫婦に注意したというのが事の顛末である。

「このときも40代・30代夫婦の職業などなどを回覧板に記してばら撒いたので。理事長としても看過出来ないので70年配主婦に注意したのですが……」

50代理事長の注意は、70年配主婦にとっては、「正しいことをしている自分が攻撃された」と受け止めたようだ。

結局、話し合いでは解決をみず。その後、日を置かずして、70年配主婦の声掛けで、住民の間で臨時総会が開かれた。よって事の顛末が広く知らしめられる結果となった。

「その住民総会では、主に『共に教職に就く40代・30代夫婦が使用済み避妊具を生ゴミの日に捨てた』『使用済み避妊具は生ゴミではなくプラスチックゴミだ』『これを指摘した70年配主婦は正しい(注意した理事長が間違っている)』という議題でした。
話し合いは纏まらず、お局的な住民である70年配主婦が正しいということでなし崩し的に、総会を終えました」