俺、ミャンマー軍(`ェ´)ピャッ・レーピャッ [878970802]
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https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/06/22/32100.html
ミャンマー軍の“戦術”「ピャッ・レーピャッ」とは?
なぜ、軍は市民の犠牲を顧みない無差別攻撃を行うのか。
ミャンマー政治学が専門の京都大学東南アジア地域研究研究所の中西嘉宏准教授は、1948年のイギリスからの独立以来、常に少数民族など国内の敵対勢力と戦ってきたミャンマー軍の“伝統的戦術”「ピャッ・レーピャッ」が背景にあるとみています。
「ピャッ・レーピャッ」
「四断戦術(four cuts)」と呼ばれる戦術。食糧、資金、情報、兵士の4つを絶つことで抵抗を続ける敵に打撃を与え、市民の協力をも遮断するものです。
そのモデルは、1950年代、英領マラヤ(現在のマレーシアとシンガポール)でのイギリス軍による対共産党作戦にある。反乱を支える民間人の生活に暴力的に介入する行為が、国軍の戦術として定着したとされる。
中西准教授
「『ピャッ・レーピャッ』と呼ばれる戦術は、見た目では兵士と民間人の区別がつかないゲリラ戦に対処するため、意図的に村を焼き払って破壊したり、民間人を攻撃したりすることで恐怖心を植え付け、食糧、資金、情報、兵士の4つを絶つ、というものです。
ゲリラ戦で戦ってくる敵を支援するような行動を、村人にさせないようにするというものですが、実際にはそういうことをすればするほど軍に対する恨みが募って批判も高まり、逆効果になっています。
ずっと戦闘が続いている状態で、軍が優位な状況にもならず、民主派勢力側が優位になるわけでもない。そういう膠着こうちゃくした状態が1年以上続いています。
軍の地上部隊を派遣して制圧したくても、途中で攻撃をしかけられて前に進めない、近づけないところを、戦闘機で爆弾を落としている状態です。
クーデター後、2年経っても抵抗を押さえ込めていないことへの焦りがあり、想定したよりも手間取っているというのは間違いないと思います」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています