入り口は広く、出口は狭く…では困ります。

米連邦取引委員会(FTC)は先週、Amazonに対し「何百万人もの消費者を騙して無意識のうちにAmazonプライムに加入させている」と主張し、さらにユーザーを騙して企業が儲けるために作られたUI「ダークパターン」を使って解約を妨害したとして、同社を提訴しました。

同委員会のリナ・M・カーン委員長はプレスリリースの中で「Amazonは消費者を騙して罠にはめ、同意なしにサブスク登録させた」と述べ、「このような手口は消費者だけでなく、法律を遵守する企業にも損害を与える。FTCは今後もデジタル市場におけるダークパターンやその他の不公正、嘘にまみれた行為から米国人を強力に保護していく」と強調しました。

FTCの訴状によると、Amazonの幹部はこうした問題になると知りながら意図的な選択をはかり、消費者にとって有益な改善策を無視したとされています。米GizmodoではAmazonにコメントを求めましたが、今のところ回答はありません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce10cd466e407d45f04e44b6f45b50225350180