【北京共同】北朝鮮は28日、日本が拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムを米国などと共催することを非難し、日本人拉致問題は「われわれの誠意ある努力により、すでに完全に解決済みだ」と表明した。北朝鮮外務省日本研究所のリ・ビョンドク研究員の文章の体裁で朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮は9年前、ひそかに拉致被害者2人の生存情報を日本に伝えていた 今も「なかったことに」 政権にとって「不都合な事実」なのか 
 北朝鮮は5月、岸田文雄首相が日朝首脳会談実現のために高官協議を行いたいと述べたことに対し、外務次官談話の形で「日本が新たな決断を下し、関係改善の活路を模索しようとするなら、朝日両国が会えない理由はない」と表明していた。

 北朝鮮は従来、拉致問題は解決済みと主張してきた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69cca374892b6daba90847ec6865245388b3d6a1