雪国まいたけは、きのこを原料とした代替肉の開発に成功し、今年度中に販売を開始すると発表しました。きのこならではの良さを活かした代替タンパクだということです。

雪国まいたけは、2021年11月にプロダクト・イノベーションの推進を発表し、そのなかで「新たな代替たんぱく質」の開発を示唆していましたが、今回それが完成し、今年度中に製品化して販売開始、来年度からは商品バリエーションを増やしていくということです。

現在、販売されている代替肉は、大豆を原料とするものと、きのこの菌を使った「マイコプロテイン」の大きく2つに分かれます。主流は大豆の代替肉で、スーパーの店頭でもよく見かけます。マイコプロテインは、海外ではイギリスのクオーンが代表的なメーカーとして知られていますが、日本ではまだ一般的ではありません。

しかし、マイコプロテインは肉に似た食感から、肉に近づける工程が少なくて済むため製造時の二酸化炭素排出量が少ないという利点があります。
とくに海外ではサステナブルでないとして大豆を避ける「ソイフリー」食品がもてはやされているため、マイコプロテインに注目が集まっています。

https://forbesjapan.com/articles/detail/64044


大豆とは

1)マメ科の中でも特に大豆は生物毒(昆虫からの外敵から身を守るため)が強く、アンチニュートリエント(反栄養素)とも呼ばれていて、ミネラルやビタミン、酵素の吸収を阻害する。もちろん他の野菜にも含まれているし、私たちがアクと捉えているものだ。

2)GMO/遺伝子組み換え問題

3)イソフラボン類が甲状腺ホルモンなどの合成を抑え、甲状腺機能低下症を引き起こす。

4)同じくイソフラボンが女性ホルモンの代替になるので、男性が摂取した場合胸がふくらんでくるなどの女性化問題が起こるなどの報告。さらには乳癌や卵巣癌の危険性を高める可能性やホルモンバランスを崩し鬱になる。精子の数が減るというのもあるし、子どもが過剰に摂取すると生殖器の発展を妨げる危険性があるとも。

5)大豆アレルギー。ピーナツアレルギーほど有名ではないが、マメ科の中では比較的アレルギーを起こしやすいらしい。

https://what-to-eat.jp/column/soyfree/