巨人・高梨が試合後に取材に応じ、自身が与えた死球で骨折となった阪神・近本に言及した。

死球を与えた当日、2日に社会人JX-ENEOS時代(現ENEOS)の同僚、糸原を通じて連絡を入れていたことを明かし、「当日に糸原が同級生なんで、(糸原を通じて)本人、近本君には謝罪と『大丈夫?』と伝えていて、当日の時点では『大丈夫そうです』ということだったんですけど…。骨折ということで、本当に大事な時期ですし、彼のキャリアの中で骨折で離脱させてしまうのは申し訳ない」と謝罪した。

 2日は3連戦の3戦目で、チームは移動。「骨折の記事が出てからは試合もあったので連絡はできていませんが、(改めて)申し訳ないです」と、繰り返した。

 近本は2日の巨人戦(東京ド)で七回、高梨から右脇腹付近に死球を受けてもん絶。その後は延長十二回までフル出場していた。だが、この日、出場選手登録を抹消。球団は兵庫県内の病院で検査を受け、右肋骨骨折と診断されたと発表した。

 近本はチームを離脱。高梨は言葉を選びながら、「一日も早く、いい方向にいってくれたら…」と神妙な面持ちだった。

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