■本誌軍事班が『サンダーラン作戦』を立案!
ではここで、本誌軍事班がウ軍のために練った『サンダーラン作戦』を紐解いてみよう。

まず装備を全て、米とNATOから供与されたもので固めるが、ウクライナからロシアに侵入する際には、最前線から帰還した露軍の車両に見えるように擬装する。

移動開始は日没後。全ての車両には赤文字で「Z」と記され、鹵獲(ろかく)した先頭車両の露軍装輪装甲車には、高々とロシアの国旗。"ウクライナより勝利して帰還"とキリル文字が踊っている。

それに続く戦闘車両は、仏から供与された105mm砲搭載のAMX10軽戦車。これは装輪なので高速で道路を走ることができ、さらにT90、T14戦車以外の全ての車両を破壊可能だ。

露軍のモスクワ近郊の精鋭戦車師団はウクライナ国内ですでに全滅しているか、再建され再投入されている。まだ残っているとしたらT72、T62で簡単に撃破できる。撃ち漏らしはジャベリンで破壊する。

そして続くのは、米が供与したアベンジャー。スティンカーミサイル四基を備えた強力な地対空装備だ。

次に来るのは米供与のストライカー装甲車だ。車内には完全武装兵9名が乗り込む。

ストライカーには12.7mm重機関銃M2(400発)、7.62mm機関銃M240(3,400発)、40mm擲弾発射器Mk 19(120発)のいずれか一つが搭載可能なので、局面に合わせて使用し、露軍陣地と露兵を撃破する。ここにトランスポーター(戦車運搬車)に載ったレオパルト2戦車や、ドイツが供与した自走対空砲ゲパルトが続く。

そして、最後尾には装輪の自走155mm砲カエサルが続く。これでクレムリンまで行けるのだろうか...。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f4062479ed2f1e8e706a99359fc9b41afd7b31cc?page=2