『ろくでなしBLUES』作者 森田まさのり先生に「ヤンキー漫画の描き方」を直撃インタビュー!

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当時は20歳そこらで、趣味も特にない、仕事もしたことがない、とにかく人生経験が少ない。物語を構築できる材料が自分の中にありませんでした。
ということで、自分が唯一経験してきた「学校生活」を舞台にしたものを描くしかなかったんです。

別にヤンキーが好きだったわけじゃないです。はっきり言って、ヤンキーなんて大嫌いでした。では、なぜヤンキーを主人公にしたのか。
それは、読み切りを描いてたときはストーリーばかり大事にしすぎて、そのときの失敗から、「主人公」が漫画にとってどれだけ大事か気づいたからです。
主人公はどうしようか。少年誌の学園もののセオリーを考えたときに、やんちゃでケンカっ早く、でも思いやりがあって優しくて友達思いで、ちょっと抜けたところがあって…。そう考えていった末に、自然とできあがったのが前田太尊でした。