こどもの夏風邪が急増している。乳幼児がかかりやすい夏の感染症「ヘルパンギーナ」の1医療機関あたりの患者数は過去10年で最多となった。38度以上の発熱と、口内の水ぶくれなどが特徴だ。18の都府県で警報レベルを超え、専門家は新型コロナウイルスへの感染対策に伴う免疫低下が背景にあると指摘する。

国立感染症研究所が4日に公表した感染症発生動向調査(速報値)によると、6月19?25日までの1週間における1...(以下有料版で,残り1000文字)

日本経済新聞 2023年7月9日 5:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA054DR0V00C23A7000000/