次期衆院選に向けて立憲民主党が野党候補の一本化をめざす方針に転換したことについて、国民民主党の玉木雄一郎代表は8日、「共産党と組む政党とはいっさい(候補者)調整しない」と述べ、立憲との選挙協力に否定的な考えを示した。立憲にとって、一本化のハードルがさらに上がった形だ。

【写真】記者団の取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=2023年7月8日午後1時55分、奈良市、楢崎貴司撮影

 この日、奈良市内で開かれた国民民主の奈良県連大会に出席後、記者団の取材に応じた。玉木氏は「共産と我々は基本的な政策で相いれない」と強調。「立憲の泉(健太)代表が方針を変え、共産を含む政党と組むということであれば、我々としては協力することは極めて難しい」と語った。

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