ディアブロ4」のシーズン1が7月21日に開始されるが、Blizzardの開発チームは「ディアブロ4」に飽きたプレイヤーに他のゲームを遊ぶことを勧めている。

アソシエイトゲームディレクターのJoseph Piepiora氏は、「すべての目標を達成し、重要だと思うことをやり終えたら、休んでください。私たちも同じようにしています。休止して、しばらく他のゲームをプレイしに行きましょう」「チェックすべきアップデートがあると思ったその時こそ、ディアブロ4に戻ってきて新鮮な気持ちでプレイする時です。」と述べた。

シニアプロデューサーのTim Ismay氏は、「正直に言うと、次のWorld Of Warcraftの大型アップデートがリリースされたら、しばらくの間WoWをプレイする可能性はゼロではありません。でも、ディアブロ4に戻ってきて、(シーズンのおかげで)皆が平等な立場にいるとわかっているのは嬉しいことです。」と、シーズン制度の利点を説明した。

また、ゼネラルマネージャーのRob Fergusson氏は、「シーズンは誰もが新たなスタートを切れるようにするものであり、プレイ期間が1年であろうと1時間であろうと、プレイヤーが一緒にスタート地点に立てるようにする仕組みです」と説明した。

近年ではライブサービス型のオンラインゲームであっても、一時的に休止してアップデートの時に戻ってくるサイクルを繰り返すのは悪いことではないと考えられており、ディアブロ4もそのように設計されたゲームの一つだ。

そういった設計思想に至るのは、プレイヤーのPvEコンテンツ消費速度が、アップデートの開発速度を大幅に上回っているためである。2014年に当時のSOE社長だったJohn Smedley氏は「コンテンツ主導型のMMOは持続不可能」だと主張したことがある。

https://kultur.jp/diabloiv-go-play-something-else/