法大アメフト部監督、部員にチクワ売りつける「強制に近いものだった」

大学日本一5回の名門、法大アメリカンフットボール部の運営費で数千万円の使途不明金が発生している
問題で、監督を辞任する意向を示している青木均氏(68)らが練習後に部員らに対し、チクワや缶詰など
を食事として数百円で売っていた疑いがあることが10日、複数の大学関係者への取材で分かった。
関係者によると、仕入れ値と売値の差額分が使途不明金の一部となった可能性がある。
青木氏は辞任理由について、金銭トラブルなどを否定した上で「運営上の問題はなかった」と話している。

 大学関係者によると、青木氏から部員への食品購入は「強制に近いものだった」との証言も出ている。
部員が「食べたくない」として食品購入を断ると、青木氏の機嫌が悪くなることもあった。2014年ごろから、
青木氏らが主導する形で缶詰、チクワなどを練習後に部員数十人に提供。仕入れ額を上回る額で1回の食事代と
して数百円を徴収したものの、領収書はなかった。

「利益」は年間数百万円に上る

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