合同会社EXNOAは7月13日、『ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印』および『ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』のSteam版の発売を中止すると発表した。
EXNOAは発売中止理由について、「Steamにて定められておりますガイドラインに沿ってゲームを開発するとクオリティを十分に保つのが難しく、本作の魅力が著しく損なわれることになるため最終的に判断した」と語っている。
『ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印』および『ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』は、もともと美少女ゲームのスピンオフとしてスタートしたこともあり、セクシャルな表現も存在。
そうした表現が、Steamでリリースで引っかかっていると見られる。

Steamでは多彩なゲームをリリース可能。一方で、近年では特に性的な要素のあるゲームについてのチェックが厳しくなっている。
リリースに際してはValveからストップがかかることは少なくなく、どの場所が引っかかっているのかの指摘がなかったり、ゲームのコア要素の変更が求められたり、あるいは担当者によって基準が変わるといった報告が相次いでいる。
『ダンジョントラベラーズ 2』シリーズは、セクシャル要素があるほか、幼く見えるキャラも多いため、止められそうな要素はある。いずれにせよ、Steam側の基準に合わせてゲームを変更するのが困難であり、発売中止に至ったようである。

Steamでは購入できないものの、前述したようにPC版はDMM GAMES経由で入手可能。気になる方はそちらを入手しておこう。
PC版『ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印』および『ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』はDMM GAMESから購入可能だ。
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