――2005年に同じような暴動があったそうだが。

「当時の内務大臣だったサルコジ氏の発言がきっかけで1カ月近く暴動になった。その時には失業手当とともに教育困難な地域に対してお金や人を投じるという教育改革があったが、なかなか定着しなかった」

――フランスの人種差別の現状は?

「徐々に良くなってきているが、差別はなんとなく感じているはず。
就職試験などであからさまな差別こそないものの地元住民と比べたら
不利な立場に置かれているのではないかという“なんとなく”の不満が、何らかのきっかけで爆発する。
特に若い人たちは暴動に走りやすい」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9afc7c435e179d173451196ea54fe72558e48f2