何故、小説は売れなくなり読まれなくなったのか、漫画とアニメとゲームばかり売れる [806071599]
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文學界新人賞・市川沙央さん 「なにか職業が欲しかった」
ままならぬ体と応募生活20年の果てに
https://book.asahi.com/article/14917541
・療養生活という名の引きこもり
取材は市川さんが両親と暮らす自宅で行われた。お母さんに案内された部屋で、
市川さんと目が合った瞬間、その射貫くような眼差しに気圧された。市川さんは
筋疾患先天性ミオパチーという難病により、人工呼吸器を使用しているため、
発話に大変な体力を使い、リスクもある。そのため取材も最小限お話いただく形をとった。
「病気は幼い時から判明していたのですが、14歳のとき、疲れやすくなるなど症状が進み、
念のため入院。さなかに意識を失い、目覚めた時には気管切開され、人工呼吸器をつけていました。
そこから療養生活という名の引きこもり状態に。
20歳を過ぎて、世間では就職という年齢だなあ……と。家から出られない、話せない自分にできることは……
と考えたとき、小説家になろうと思い立ちました」島田雅彦さんのファンだったことから、
当時島田さんが選考委員を務めていた「文學界」に応募しようと
『優しいサヨクのための嬉遊曲』の右翼版を書くも、400字詰め原稿用紙５枚も書けず、
純文学は断念。小学5年生の頃から夢中で読んできた集英社コバルト文庫の
コバルト・ノベル大賞（現・ノベル大賞）に方向転換。（清も昨年初応募。
一次選考は通過したものの、「設定がありきたり」とばっさり落選……）
「コバルト・ノベル大賞の応募は20年以上皆勤賞。もはやライフワークですね。
文學界の結果が出る前に締め切りだったので、今年も出しているんです。
最初の応募作が一次選考を通過し、その後も最高で三次まででした。
ほかにも、女性向けライトノベルやSF、ファンタジーの賞に応募。
多いときには350枚程度の応募作を年３本書いていました」
書くことしかなかった
20年以上落ち続けても書くことを諦めなかった。「10年ほど前に、コバルト編集部から
電話がかかってきたんです。『類い稀な才能がほとばしっている』って絶賛されて。
連絡はそれきりでしたが、自信を持ちました。
それにほかにやれることがあれば、そっちに向かえたんでしょうけど、私には書くことしかない。
自分にとって身体的に一番ラクなのが小説だったんです」昨年もノベル大賞に応募した
最大の自信作があえなく落選した。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』をロマンス寄りにした感じの物語で、側弯症で片目も奇形の
王様が活躍する話でした。物凄いものが書けた、もうこれで絶対に獲るんだ、と思っていたので、
三次通過止まりという結果に心がぼっきり折れて………。
当時、早稲田大学の通信課程の卒論で『障害者表象』という重いテーマと向き合っていたこともあり、
どんどん心が荒み、この暗いどろどろをぶつけるのは純文学しかなかろう、と。そう思い立ったのが昨年の夏頃でした」
・主人公の釈華は市川さんと同じ難病で年齢も同じ。これは私小説なのでしょうか？
「自分としてはせいぜいオートフィクション。重なるのは30％という感覚です。ただ私小説的に
読まれるだろうと予想できたので、家族には読まないでと言ってあったのですが、父が読んじゃって…。
かなりショックを受けたようで、喧嘩になっていまだ冷戦中です」
・正業がある人への劣等感
『ハンチバック』を書き上げ、受賞したことで、“どろどろ”は解消されたのでしょうか。「通じたな、と思いました。ただ、
受賞してもまだ書き手としての劣等感が消えません。私は書くしかないから書いているのであって、
正業があってそれでも小説が好きで書いている人々には絶対に勝てないと思っているんですよ。
とはいえ、環境のせいにしながら20年以上しつこく描き続けるということもふつう出来ることではないのだろうし、
どこか反語なんでしょうね」
第169回芥川賞発表 市川沙央『ハンチバック』に決定 デビュー作で受賞 本が売れなくはなってるけどネットで読まれてはいるんじゃない？ ミステリだけど、書評家（笑）とかいう連中がYou Tubeやらブログやらで褒めちぎって推薦してくる新刊本が、
とにかくどれもこれも面白くない
もうまったく信用しなくなったわ、こういう連中のコメント 小説はもう金出して読む物じゃなくなってる感
ビジネスで成立してないだけじゃね 字だけは疲れる
まあでもなろうのヒット原作はライトノベルばっかだし絶滅はしないだろう 漫画家やアニメ制作者には小説をもっと読もうと呼びかけてほしいのだけどね
なろう作家からまともな小説を書く人を育てることも大事 >>99
身も蓋もないがこれもあるだろうな
「大人でもアニメや漫画好きでいいじゃん何が悪い」という風潮になった結果
「俺はこういうのも読んでるし」とか鬱陶しい事やる必要もなく自分の身の丈にあった物だけ楽しむようになった
その趣味に分不相応の奴が寄らなくなって良くなった反面逆に言えば愚衆化が促進されてる いくら世界で評価されても漫画やアニメが小説や実写よりも劣るのは確か
出版社やテレビ局には小説やドラマの充実を求めたい >>150
根拠の無い確かさ（思い込み、昔の流行）を続けるにはもっと宣伝しないといかんのじゃないかな 途中で疑問に思うことがあって、これなんだっけ？って読み返そうにも探すのも読むのも時間かかるっつうのがね 統計上、文字から人物や情景が浮かばないという人が増えてるというからね
ライトノベルもイラストありきだし
脳の想像力部分が退化してきているのだろう。
そこでフランス書院ですよ？ >>153
これはその通りだね
何でもインスタントで手に入る世の中だからそう感じてもおかしくない
逆に言うと我慢する力が低下してるってことだよね
CM、イントロ、SNSの書き込み。少しの我慢ができなくなってるのが現代
小説はこの人はどういう心情なのかとか、見えない人を思い浮かべる力も身につく
これはSNSや5chの書き込みするうえでは持っておきたい力だけど欠けてる人も多い気がする
とはいえおれも漫画もゲームもするからそれぞれに良さはある
本を読むことは教養と言える 「小説」なるものが近代的なジャンルであってそのような近代が崩壊しているから
とかなんとか理路整然と語れるようになりたいよね >>154
5chにも小説の感想スレとかあるけど分からん分からん言われまくってる印象あるわ
熱心に読んでる奴らですらそうなんだから本読む習慣ない奴に期待するほうが悪いまである >>157
むしろそういうレスが少なすぎるわ嫌儲なのに >>151-152
漫画業界やアニメ業界の関係者が
漫画やアニメが偉いと思うようになったときそれらの衰退が始まるはず スマホでスキマ時間に電子書籍読めるようになってから、かつてないぐらい小説読んでるんだが
単にネットの情報眺めるのに比べるとやっぱり敷居が高くて起動電力みたいなのが必要で
よっこいしょって感じはある
ただそれは漫画やゲームでも同じなんだが…
暇つぶしとか活字中毒の欲求解消だけが目的なら小説なんて読む必要全然ないんだよな
何らかの動機づけや読書習慣がないとマジで全然読まないんじゃないか >>162
文章の方が情報量が多く描写が繊細
漫画やアニメは小説より劣っている
映像化できない小説もある
みたいなのはよく見るけど
世間の多くの人がそう思ってるなら小説が売れないとか読まれないってことにはならないだろうね >>159
近代精神の果てである虐殺をちゃんとやって近代的精神の陶冶を殺したのが進撃の巨人だからな
そら「小説」で語る意味すらなくなるだろ ちなみに俺が読んだ小説の指南本に「そもそも小説って情景描写苦手です」ってのがあったな
何故か小説読む人は情景描写を誇りにするんだけど、これはどういう機序なんだろうか? >>163
小説にしかできない表現ってある種の理不尽なんだよ
あるいは成立してない現象
これは文章の独擅場と言っていい
クトゥルフとか叙述トリックとか
でも「出来た所でだから何?」に答えられるわけでもないんだよね アンカ付けられたけど>>164は
少なくとも俺の考えとはぜんぜん関係ないことは付記しとく 本屋は小説売って来なかったツケが来てるよな
雑誌の衰退と漫画のデジタル化で
本だけはまだ紙で読むのがメインなのに >>165
最近よく見る「言語化」というやつだろうな
文字オンリーなんだから言語化されてて当然だが
伏線なんかを表現する場合、絵や映像ならあるシーンに紛れ込ませるように描くだけでも成立する
一方で文章はそれらに比べて言語化して明示しないと成立しにくい
あるいは絵や映像の人物描写は台詞無しで表情や動きだけでも表現できるが、文章はそれらも含めて言語化する必要がある
文章は表現されているものが目につきやすいと思う
映像なら露骨に一瞬フォーカスすることがあるけど、文章なら無くても良い一文が書いてあることに相当する
言葉にする事が無粋であるが故に絵や映像で言語化されないものもかなりあると思うが
文章で言語化の否定は自身の否定になるので難しいだろうね（絶対に出来ないということもなさそうなもんだが） >>163
エラリークイーンみたいな長説明は小説向けでしょ
結局コナンも字だらけになってるし
まあまさにそういう理屈っぽい娯楽が好まれなくなったんだろうけど なろう系が典型的だけど漫画やアニメの原作としての価値しかないね
タダで読まれるのが小説の進む道だな 図書館で借りて読んでる人も多いから金出す価値があると思われてないんだな >>169
ラノベは平積みになってるぞ
一般文芸はどう転んでも人気にはならない、それは諸外国も同じだから諦めろw 2023上半期売上ベストは村上春樹でした
その次はポケモンとかだしラノベこそ売れてないようだが >>50
そのジャンプ全盛期はいくら才能があったって編集者が認めなければ世に出られなかったが
今はいくらでも手段があるからな。
エロ漫画なんて少数の信者捕まえればそれだけでやってけるから商業誌の衰退具合は一般誌の比じゃない 単純に作品多くて一作の販売部数下がってるのもあるだろうな
文庫とかジャンルごとじゃなく出版社ごとに並べられても見つけるの難しいんだよ
本屋こそコンシェルジュが求められる時代だわ
てか>>177でいきなりポケモン出てきたのは何の話だろうか ブックオフのラノベコーナーが縮小してる気がする
なろう系じゃなくて電撃文庫みたいな純ラノベの入荷量が少ない 朗読の音声メディアも込みで売ったらいいかもな
価値がないと言う気はないけど文字だけのコンテンツなんてやはり古臭く退屈で時代遅れではあるし、それと同時に耳だけから摂取できる聴覚コンテンツは今の時代も一定の地位を持ち続けてるところがある 小説読む方が多いからたまに漫画買うと高すぎてビビる >>186
ソースありがとう
攻略本ってことか
ラノベ読まんからわからんけど個人的にラノベと小説は違う気がするな
ラノベは漫画、アニメよりな感じする
169への>>176のレスはそもそもようわからん ソースに貼ってある変な絵、変な家ってベストセラーなのな
レジ横にあって面白そうだったからパラ見だけしたわ
やっぱり売上的には映画化、ドラマ化、有名作者って作品が上に来るな もともと売れてる小説自体が素晴らしい作品だから売れてるってわけでもなかったので
話題性がなければ売れないだろう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
