ラザロ:渡辺信一郎監督のオリジナルアニメ MAPPA制作 近未来舞台のスリラー

 アニメ「カウボーイビバップ」などで知られる渡辺信一郎監督のオリジナルアニメ「ラザロ」が制作されることが分かった。同作は近未来を舞台としたスリラーで、MAPPAが制作する。SOLA ENTERTAINMENTが企画プロデュースを手がける。
米サンディエゴで7月22日(現地時間)に開催されたカートゥーンネットワークで大人向け番組を放送する「アダルトスイム」のイベント「Toonami On The Green」で発表された。

 「マクロスΔ(デルタ)」のメカニックデザインを手がけたブリュネ・スタニスラスさんがコンセプトデザイン、「BANANA FISH」などの林明美さんがキャラクターデザインを担当する。
サックス奏者のカマシ・ワシントンさん、プロデューサー兼DJ・ミュージシャンのフローティング・ポインツさんらアーティストの音楽にフィーチャーした内容になるという。

 渡辺監督は「このクリエーティブな旅に出るにあたり、この作品が自分にとって集大成のような作品になる予感がします。ぜひ期待してください!」とコメントを寄せている。

 アダルトスイムのシニア・バイス・プレジデントで、アニメ及びアクションシリーズ部門の責任者のジェイソン・デマルコさんは「渡辺信一郎氏は現在活躍するアーティストの中で最も偉大な一人であり、彼と新しいオリジナルシリーズでコラボレーションできることは夢のようです」と話し、「彼の他の作品と同様、『ラザロ』には大きなアイデア、素晴らしいキャラクター、そしてハートが詰まっています。この作品をアニメファンに見てもらうのが待ちきれません」と語っている。
https://mantan-web.jp/article/20230724dog00m200062000c.html