そごう・西武労働組合(組合員数約4000人)は25日、ストライキ(スト)権を確立したと発表した。スト権を後ろ盾にして、親会社のセブン&アイ・ホールディングス(HD)側に対してそごう・西武売却後の事業計画や雇用継続についての情報開示、事前協議や団体交渉を求めていく。ストにはなお課題も多く組合側も実行には抑制的な考えだ。

同日、都内で報道陣の取材に応じた寺岡泰博中央執行委員長が明らかにした。組合員の有効投票のうち93.9%がスト権確立に賛成したという。寺岡氏は「これまでのセブン側の対応は不誠実だった。今回の結果は全組合員の意思表示だ。そごう・西武の経営陣にも事業会社として進むべき方向性を具体的に提示してほしい」と強調した。

労使交渉の場には売却に関する決定権を持つセブン側の経営陣の出席を要請する考えだ。

つづき さすがこういう記事は日経詳しい
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC255EP0V20C23A7000000/