若い人はトレンドに敏感なので、海外の若者たちは最新の流行りのスニーカーを履いていたり、トレンドの服を着ていたりします。

 一方、日本でまず気がつくのは、若い人の足元を見ても、北米や欧州で流行している最新モデルのスニーカーを履いている人がほとんどいないということです。
少し新しいモデルを履いている人もいるかなと思っても、よく見ると2シーズンぐらい前のものです。

 しかも、他の国で流行っているNIKEなどではなく、海外では特に人気のないブランドのスニーカーを履いている人が非常に多いのです。
つまり、「在庫が余っている古いもの」を選んでいる人が多いということです。

 これは日本人が服装にこだわらなくなったからでしょうか?  
若い人の場合、そんなことはないと思います。今も昔も日本人ほど自分のイメージや見た目を気にする人たちはいません。
しかし、最新モデルは2、3万円しますから、若い人たちにとってはもう買えない人が多いのです。

 さらにバッグを見ていてもこれはよくわかります。

 日本は20年ぐらい前に比べると、随分と安いバッグを持つ人が増えました。
女性は布バッグや合成革のバッグが目立ち、他の先進国の人々に比べると、明らかに品質が低いものを持っているのです。

 さらに、若い人の着ている服を見ると、ブランド服を着ていないのはもちろん、明らかに生地がペラペラです。
化学繊維の薄い生地の服や毛玉のついている服を着ている人が昔よりうんと増えました。

他の先進国の若者たちは、もっと明らかに質がいい生地の服を着ています。
彼らが着ているのは、一見カジュアルに見えても、実は高性能のアウトドア製品だったり、高級生地のメリノウールだったりするのです。

(全文はソースで)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e333769d633e5555d1cf561697cef99149da11a5