電力ケーブルの窃盗試み感電死 一時停電も 南ア

【7月27日 AFP】南アフリカ・ヨハネスブルクでこのほど、電力ケーブルの窃盗を試みた2人が感電死し、この影響で市内の一部地域で停電が発生した。電力会社が26日、明らかにした。

シティー・パワー(City Power)社の広報担当者によると、2人の遺体は今週、西郊にある変電所の変圧器内部と、ソウェト(Soweto)南部の溝に設置された電力管付近でそれぞれ見つかった。2人とも身元の確認が難しいほどのやけどを負っていた。

ソウェトでは遺体の近くに切断されたケーブルがあったことから、ケーブルを切ろうとして感電死したとみられる。

南アでは、銅を目的とした電力ケーブルや鉄道用ケーブルの窃盗が長年問題となっている。当局は電力危機を深刻化させ、交通の混乱を招くとして非難している。

シティー・パワーによると、電力インフラに影響を及ぼす破壊行為や窃盗が急増している。今月だけでケーブルの窃盗が114件発生したという。(c)AFP

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南アフリカで行われる電線の修理作業(2022年4月23日撮影、資料写真)。(c)Rajesh JANTILAL / AFP
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