https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230728/k10014146231000.html
西武鉄道によりますと、西武池袋線は、特急列車が架線に引っかかっていた倒木と接触した影響で、午後8時20分すぎから、埼玉県の飯能駅と西武秩父駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午後10時半に、飯能駅と高麗駅の間は運転を再開しました。しかし、高麗駅と西武秩父駅の間は終日、運転を見合わせるとしています。
倒木と接触したのは、下りの特急列車ラビューで、高麗駅と武蔵横手駅の間で車両の上に付いているパンタグラフの一部が架線に引っかかっていた倒木と接触し、損傷したということです。
特急列車には110人余りの乗客が乗っていましたが、乗員や乗客にけがはないということです。
西武鉄道は、乗客に列車をおりて歩いてもらい近くの高麗駅まで誘導したうえで、代替輸送の手段を用意するとしています。
特急列車はパンタグラフが壊れてすぐに復旧させるのが難しい状況だということで、西武鉄道は、高麗駅と西武秩父駅の間については終日、上下線で運転を見合わせることになりました。
引き続き、復旧作業を進め、29日の始発から平常どおりの運転を再開したいとしています。