今季は開幕から好調を続けている大谷翔平(エンゼルス)。投打で異彩を放つ彼は、打者として三冠王も視野に入ってきている。

現地8月2日に敵地で行われたブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発した大谷は、3打数2安打1四球を記録。チームは5対12で大敗を喫したものの、
今季32度目のマルチヒットを記録するなど孤軍奮闘ぶりを見せた。

これによって打率を.307とし、吉田を7毛差で上回り(大谷が打率.3067、吉田が同.3060)、アメリカン・リーグ3位に浮上。依然として39本塁打はメジャートップで、
打点はリーグ2位と、投手による打撃三冠王もありえなくはなくなっている。

まさしく規格外というべき活躍だ。2年連続の2桁勝利までもあと1勝と迫っている偉才には、対峙するライバルたちからも驚きの声ばかりが上がる。
今季のナショナル・リーグトップの37本塁打を放ち、ブレーブス打線を牽引するマット・オルソンは、地元局『Ball Sports South』の取材に応じ、大谷を次のように評している。

「ショウヘイは化け物だ。おそらく野球史上で最高の選手の1人になる。僕はアスレティックスに居た時にも、同地区だったから彼の凄さを見てきた。とにかくすごい選手だ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd72cd5dcc572cc9a778a2eaed7e8e5815f91afa