バラク・オバマ元大統領、「スマブラ」ではキャプテン・ファルコン使いだったことが判明

米国の元大統領であるバラク・オバマが、ホワイトハウスでもっともゲーマーに近い存在であることは以前から知られていた。しかし今回、彼のゲーマーとしてのプロフィールについて重要な情報が得られた。なんと、オバマは「大乱闘スマッシュブラザーズ」のキャプテン・ファルコン使いだったのだ。

「大乱闘スマッシュブラザーズ」のコミュニティオーガナイザーであるコーディ・ダニエルズは、ボランティアの「メイク・ア・ウィッシュ」を通じて2015年にオバマに会った。その際、2人はダニエルズの好きなNINTENDO 64の「大乱闘スマッシュブラザーズ」をプレイし、オバマはカートリッジにサインをして写真を撮ったという。

そして先週、ダニエルズは「メイク・ア・ウィッシュ」への資金集めのため、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』プレイヤーのダニエル・リー(Tafokints)とともにHustler Casinoのポーカー配信「Max Pain Monday」に出演。2人は配信でスマブラについて雑談しており、そのなかでダニエルズは、オバマとスマブラをプレイしたことについて尋ねられている。ダニエルズが元大統領との試合について語った部分はこちらから確認してほしい。

ダニエルズは手加減をしてネスでプレイしたものの(普段はフォックスやピカチュウ使い)、オバマは「思っていたよりも下手ではなかった」という。オバマが使用したキャラクターを当ててみてほしいと、ほかのポーカー参加者に呼びかけたが、最終的に「F-ZERO」のキャプテン・ファルコンだったことを明かした。

なるほど。キャプテン・ファルコンはたしかに、愛国心が強いスーパーヒーローのような風情をまとっているから納得ではある。

オバマにどのくらいスマブラの経験があったのか、正確にはわからない。ちなみに、オバマはホワイトハウスにWiiを持ち込んだり(主に『Wii Sports』をプレイ)、史上初となるホワイトハウスでのゲームジャム(ゲームクリエイターが集まり短時間でゲームを制作するイベント)を主宰したり、自身が推進した医療保険制度改革法(通称オバマケア)の宣伝のためにゲーミングマラソンの配信を主宰したりしていた。

IGN USは、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をプレイしたかどうか元大統領の広報担当者に問い合わせたが、記事公開までに回答を得られなかった。

https://jp.ign.com/super-smash-bros/69593/news/