6日正午頃、白山市八幡町の獅子吼高原スカイレジャーエリアで、「成人男性が着陸に失敗した」と消防に通報がありました。

 消防などによりますと、パラグライダーには36歳の男性が乗っていて、男性は本来着陸するはずの場所から少し離れた墓地に地上30メートルほどの高さから落下したということです。

 男性は両足の骨折や右半身の打撲などの大ケガをしましたが、命に別状はないということです。

 関係者による、6日は獅子吼高原でパラグライダーの大会が開かれていて、風向きなどの関係で大会が中止となったため、選手たちが地上に戻ってこようとした時に何らかのアクシデントがあり、男性が落下したということです。

 男性が乗っていた機体や設備に不良は見当たらず、関係者は「着陸までに十分な高さがなく、アクシデントへのリカバリーができなかったのではないか」と話しています。

https://www.fnn.jp/articles/-/567968