就職氷河期世代「ハローワークで泣けてきた」…40代男性、失業保険も残りわずか「どうやって生きていけばいいのか」
ようやく経済に回復の兆しが見えてきた今日この頃だが、それでもなお就職先が見つからず、あえいでいる就職氷河期世代は少なくない。ギリギリの給料で働いていた就職先を離れ、仕事を探すものの、思うような先が見つかるとは限らない。実情を探る。
世界主要国「平均年収」ランキング…1位〜30位
日本は「失業率が低い」といわれているが…
総務省統計局『労働職調査』によると、2022年の完全失業率は2.6%と、前年に比べて0.2ポイント減少した。完全失業者は179万人と、前年に比べて16万人減少した。
だが、そのうち1年以上の長期失業者は64万人、長期失業者率は35.8%。男女別では、男性の完全失業者は107万人、そのうち長期失業者は46万人、長期失業率は43.0%。女性の完全失業者は72万人、そのうち長期失業者は18万人、長期失業率は25.0%となっている。
日本は世界的にも失業率の低い国として知られており、OECDによると、2022年、調査対象38ヵ国中、日本は失業率37位となっている。この20年ほどの間、有効求人倍率が1.0を下回った2000年前後に24位を記録したのが「最高位」であり、以降は「最下位(=失業率が低い)」を維持している。
だが一方で、長期失業数・長期失業率になると、少し違った風景が見えてくる。2022年のOECDの調査によると、長期失業数は対象45ヵ国中7位であり、2000年以降の順位も、日本は常にトップ10圏内にある。また、長期失業率...
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https://news.yahoo.co.jp/articles/672cd471966ff6077465ea715dac0da95ba7a529