マッチングアプリなどのSNSで知り合った男女に違法に自己啓発セミナーの契約を結ばせたとして、中部経済産業局は、一般社団法人「OLC」(名古屋市中区)と「HEARTIST(ハーティスト)」(同)に対し、特定商取引法違反(勧誘目的不明示など)で3か月間の一部業務停止を命じたと発表した。命令は9日付。被害額は少なくとも9750万円に上るとみられる。

 発表によると、2022年6~10月、ハーティストの担当者がマッチングアプリを通じて知り合った消費者らをイベントなどと称してOLCの事業所に呼び出し、50万~150万円のセミナーの契約を結ばせるなどしたという。

 同局によると、この問題を巡っては19年12月以降、89件の相談が全国の消費生活センターに寄せられているという。中には断ろうとする消費者に3時間にわたって勧誘を続けた上、金融機関に借金をさせて契約を結ばせようとしたケースもあったという。

読売新聞オンライン
2023/08/14 09:49
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230814-OYT1T50015/