サブリースに関連する不正融資等が大きな問題となった女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を、若者支援をコンセプトとしたアパートメントの新ブランド「TOKYOβ」として運用するプロジェクトが、4月からスタートした。
米国投資ファンドのローン・スター・ファンドが、3月までに債務者の所有物件1,213物件を取得。うち、収益物件として運用可能な物件1,083物件・1万4,447戸を新ブランドに再生。運営体制やオペレーション、管理システムを刷新し、20歳代の若者を中心に貸し出す。運用会社はハドソン・ジャパン(株)、運用パートナーの(株)三好不動産は、(株)GGハウスマネジメント・(株)クロスハウスとともに、プロパティマネジメント業務を行なう。また、(株)ハステックが清掃業務を請け負い、1月より約150物件の清掃を開始。メインの清掃・修繕会社として、管理棟数を増やしていく。
「TOKYOβ」は、若年の入居者が経済的に自立したり夢を叶えるまでの「仮住まい」というコンセプト。東京23区内に1,083物件を展開、契約時の一時金なしで、家賃は3万~7万円台に設定した。
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