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アストンマーティンが新型オープンカー「DB12ヴォランテ」を発表
英アストンマーティンは2023年8月14日（現地時間）、新型のオープントップモデル「DB12ヴォランテ」を発表した。
大スポーティーな走りと優雅さを併せ持つオープン4シーターアストンマーティンDB12ヴォランテは、2023年5月に発表された「DB12」のオープン仕様であり、両者は同時進行で開発されたという。
ルーフには電動開閉式のソフトトップを採用しており、14秒でオープン、16秒でクローズすることが可能。50km/hまでの車速なら向かい風のなかでも開閉の操作が可能で、また車両から2mの範囲であれば、車外からでもリモコンキーで開閉が可能となっている。
快適性も重視しており、ソフトトップには8層の遮音素材を使ったファブリックを採用することで、クローズド時の静粛性を向上。「Kフォールド」と呼ばれる独自の2段階折り畳み機構も特徴で、格納時のルーフの厚みを260mmに抑えることで
オープン時にも十分な積載スペースを確保するとともに、優雅で美しいテールのデザインも実現しているという。ソフトトップのカラーは全4色で、標準仕様のブラックに加え、レッド、ブルーおよびブラック＆シルバーをオプションとして用意。
インテリアの仕様もクーペとは異なっており、シートバックの木製ベニヤないしカーボンファイバーのパネルをドアトリムインレイと同色とすることで、ルーフを開けたときに見た目に楽しくぜいたくな印象を加えるとしている。このほかの点は基本的にクーペと共通で
押し出し接着アルミニウムボディー構造とコンポジットパネルを組み合わせたボディーに、最高出力680PS、最大トルク800N・mの4リッターV8ツインターボエンジンを搭載。最高速325km/h、0-100km/h加速3.6秒という動力性能を実現している。生産開始は2023年第3四半期
デリバリー開始は同年第4四半期を予定している。
