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 イワシが水槽の中にギッシリ。訪れる人の目を引く展示です。
 来訪客:「本当にすごいですね。いっぱいいます」「光っていて、きれいです」
 しかし、このイワシの展示を批判する声が上がっています。
 批判の声:「驚くべき過密さで飼育され、不適切である」
 この展示を行っているのは千葉県九十九里町にある「いわし資料館」。指摘されている水槽には約3000匹のイワシが泳いでいます。水槽の大きさは縦1.6メートル、横4.5メートル、奥行きが1.9メートルほどだといいます。この水槽に対してイワシの数が多すぎると、動物の保護活動を行う団体が指摘したのです。
 NPO法人アニマルライツセンター
 岡田千尋代表理事:「捕食者(外敵)がやってきて集団で逃げる時に、このくらいの密度になることはある。過剰な状態が続いているのは動物にとって厳しい状況」 ■人気の展示がなぜ
 困惑広がる
 展示の廃止を求める意見に担当者は…。
 九十九里町
 麻生高志主査:「正直、驚いている。そういった意見は今まで聞いたことがなかった」