作者は1989年生まれらしいけど、およそ平成生まれのアラサー女性が描いたとは思えない
昭和老害的価値観のオンパレードだったね。

不遇な生い立ち、理不尽な運命、過酷な試練、それを「男なら、長男だから」という
家父長マチズモ思考で克服する主人公・・・。
貧しくても家族を失っても、理不尽な目に遭っても、ブラックな環境で殴られしごかれ
こき使われても、人に頼るな、世間を恨むな、弱みを見せるな、主人公のように辛くても
歯を食いしばり働け、強くなれ、耐えろ、それができない奴は「男」じゃない・・・。
マジで日本○議とか統○とかあの辺の界隈が、洗脳のためのプロパガンダとして仕掛けたんじゃね?
と疑ってしまうレベルだったよ。

そう言えばこの漫画が流行ってた頃の首相も田舎の農家の長男で、「自助、自助」と
やたら連呼してたな。