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大相撲荒汐部屋の夏合宿スタート 力士ら福島県福島市入り 「大波3兄弟」も参加予定

福島市出身の大相撲力士「大波3兄弟」らが所属する荒汐部屋の夏合宿は18日、福島市で始まった。初日は力士や部屋関係者が現地入りし、準備を整えた。期間は25日までで、19日から朝稽古を一般公開する。

 約20人が参加している。初日は会場となる市相撲場近くの吉井田学習センターで市職員らが出迎えた。荒汐親方(元幕内・蒼国来)や大波3兄弟の長男で幕下の若隆元(31)=本名・大波渡=らが参加した。荒汐親方は「皆さんとの交流を楽しみにしています。期間中、お世話になります」とあいさつした。

 荒汐部屋が市内で合宿を行うのは2013(平成25)年8月の「福島復興夏合宿」以来、10年ぶり。関脇若元春関(29)=同・大波港=らの稽古を間近で見学できる。

 朝稽古の公開は午前6時30分から同9時まで。18日と25日は移動日、23日は市内の小中学生らとの交流事業のため朝稽古は休み。若元春関は21、22の両日、稽古に参加する。右ひざのけがで本場所を休場中の三男で西前頭12枚目の若隆景関(28)=同・大波渥=も参加を予定している。

 20日午後6時からは市内のウェディングエルティでウェルカムパーティーを開き、大波3兄弟と相撲ファンが交流を図る。