「こんにちは」と6人の隣人に定期的に挨拶することで幸福度が最大化するとの調査結果が報告される
「おはようございます」や「こんにちは」などと挨拶することは、円滑な人間関係の構築にとって非常に重要です。アメリカの世論調査を行う企業であるギャラップが、隣人への挨拶の回数と幸福度には密接な関係があることを報告しています。

Saying Hello Linked to Higher Wellbeing, but With Limits
https://news.gallup.com/poll/509543/saying-hello-linked-higher-wellbeing-limits.aspx
ギャラップは4556人のアメリカ人成人を対象に、生活における幸福度に関する調査を行いました。幸福度は0点を最低として、最高100点で示されます。また、幸福度は「キャリア的幸福度」「社会的幸福度」「経済的幸福度」「身体的幸福度」「コミュニティの幸福度」といった5つの要素で構成されています。

ギャラップによると、幸福度は定期的に挨拶する隣人の数と密接に関連しているとのこと。以下は定期的に挨拶する隣人の数と幸福度のスコアを示したグラフです。挨拶を誰とも交わさない場合、幸福度は51.5点ですが、人数が増加するにつれてスコアは上昇し、6人の隣人と挨拶を交わす時、スコアは最大の64.1点を記録しました。一方で、それ以上になるとスコアの有意な増加は見られませんでした。

https://gigazine.net/news/20230823-saying-hello-link-higher-wellbeing/