処理水風評被害対策、計800億円の基金活用 必要なら積み増しも

政府は風評被害対策として企業の食堂への水産物の提供や広報活動に約300億円、漁業の継続支援などに約500億円の基金をそれぞれ活用。漁業者の支援に全力をあげる構えだ。
https://www.sankei.com/article/20230821-ZCVSSFA4PVNNRB7RZV34HQKWM4/

外務省 処理水めぐる誤情報踏まえ “偽情報”対策など強化へ

外務省は、福島第一原発の処理水をめぐり、誤った情報が出回ったことを踏まえ、いわゆる「偽情報」対策や戦略的な対外発信を強化する方針で、来年度予算案の概算要求で、およそ700億円を盛り込むことにしています。

外務省は、来年度予算案の概算要求で、デジタル庁が所管するものを除き、今年度の当初予算より703億円多い、8137億円を求める方針です。

この中では、福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり、SNS上などで誤った情報が出回っていることを踏まえ、「偽情報」の対策や戦略的な対外発信を強化する取り組みなどに701億円を盛り込んでいます。

具体的には、
▽「偽情報」を発見するためのモニタリングや、正しい情報を発信するための態勢を拡充するほか、
▽AI=人工知能を活用して、情報収集・分析を行うとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230824/k10014172021000.html