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千葉-神奈川間を結ぶ「第二東京湾横断道路建設」9年ぶり再始動で期待されること
巨大「国家プロジェクト」が再び動き始めるのか──。
東京湾入り口の浦賀水道を横断し、千葉県富津市の富津岬と神奈川県横須賀市の観音崎を結ぶ17キロ。東京湾アクアラインのさらに南側の東京湾入り口に、もう一本の東京湾横断道路を建設する構想である。
7月27日、富津市役所に、同県中南部13市町の首長らが集まり、「房総地域東京湾口道路建設促進協議会」の総会が9年ぶりに開催された。
東京湾口道路は1962年に建設省(当時)が調査を開始。第5次全国総合開発計画に盛り込まれ、94年に「房総地域東京湾口道路建設促進協議会」が発足。県選出国会議員や国、千葉県に要望活動を実施してきた。ところが2008年7月に閣議決定された国土形成計画で「湾口部、海峡部等を連結するプロジェクトは長期的視点から取り組む」として事実上凍結。個々の調査は打ち切られ、事務局による国などへの要望活動だけが続けられてきた。
「アクアラインの通行量増加で渋滞緩和による6車線化構想や第二横断道路建設の動きも活発化。また地元経済界や商工会、自治体などから構想の実現を望む声が高まり、活動再開を決定しました」(富津市企画課同協議会事務局)
そして、こう付け加える。
「東京湾アクアラインも構想20年、建設10年という計画で完成にたどり着きました。東京湾口道路も難しい事業であることは重々承知していますが、地域活性化に欠かせない道路です。まず声を発しなければ第一歩が進まないということで、活動再開をスタートさせました」
■東京湾アクアラインは1.4兆円と膨大な建設費
https://news.yahoo.co.jp/articles/57f3347bb5020375b73fa885f4324a46ca2c89c2