大島幸広氏「人生初の性的体験は60過ぎの男性」
今も続くジャニー氏性加害の苦しみ
8/30(水) 16:41配信


ジャニー喜多川氏から性被害を受けた元ジャニーズJr.大島幸広氏が30日、
ジャニーズ性加害問題当事者の会の石丸志門副代表と立憲民主党
「性被害・児童虐待」国対ヒアリングに出席した。

 性加害をめぐる「外部専門家による再発防止特別チーム」は
ジャニー氏の性加害を認定。背景に同族経営によるガバナンス不全を
指摘し、藤島ジュリー景子社長に辞任を提言した。

 これを受けて大島氏は「昨日(29日)の提言を聞きまして、
ジュリー社長は退陣すべきだという提言が出たんですけども、
まずは退陣せずにしっかり責任を取っていただいて、この問題が
きれいにかたずいたら、退陣するなりしていただきたいと思います。
それと被害者の場に出てきて直接、(性被害者と)対話をしてもらいたい。
また出てこられていない被害者の方々は、数千人いると思います。
一人残らず、何年もかけて救済してもらいたいです」と語った。

 これまで何人もの元ジャニーズJr.が顔と名前を出して
ジャニー氏からの性被害を告発している。大島氏は政府担当者たちに対し
「私たちは本当に命を削りながら、この場に来ています。早急に
被害者を救済していただきたい。長引けば長引くほど、
私たちの精神的なダメージも大きいのです。(国に対して)
それをわかった上で早急に対応してほしいです」と強く訴えた。

 大島氏は1998年の夏ごろ、中学2年生の時にジャニー氏からの
性被害を受けたという。

「夢と希望を持ち、芸能界に入ってきた私は、とてもショックで
突き落とされた気分でした。私の人生初の性的体験は60過ぎの男性で、
このことを思い出すと、今でも心がぐちゃぐちゃになります。その後、
ジャニーズ事務所を退所する2000年までにジャニー氏から性被害を
200回以上受けました」と振り返った。

 続けて「いまだにその時の(ジャニー氏から受けた性被害の)ことを
夢に見ますし、普通に生活している時に突然、(性被害を)思い出すことが
あります。思い出してしまうと、その嫌な思い出をまた心にしまい
込んだり、3、4日、長くて1週間ぐらいかかってしまいます。
思い出してしまうと、女性との性行為の時にまったく勃起しないことも
あります」と証言した。

東スポWEB

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb355c7efcb910c8618a4641df0d7ce90533a615