交差点に赤信号を無視して時速約100キロで進入し、男性に重傷を負わせたとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)に問われた徳島市の大学生の男(19)の判決公判が1日、徳島地裁であった。細包寛敏裁判官は「交通量の少ない時間帯とはいえ、運転が危険であったことは明らか」として、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。

判決によると、男は昨年10月3日午前5時10分頃、軽乗用車を運転し、徳島県阿南市西路見町の交差点で赤信号を無視して時速約100キロで進入。対向車線で右折しようとした徳島市の男性(66)が運転する車に衝突し、内臓損傷など約1か月の重傷を負わせた。

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