2006年4月から5月にかけて、秋田県藤里町で起きた連続児童殺害事件。犯人の畠山鈴香は娘の彩花ちゃん(当時9歳)を、自宅近くを流れる川の橋の欄干の上から転落させて殺害した。警察は「事故死」と判断したが、鈴香本人は、誰かに殺されたと主張してマスコミにも取り上げられる。やがて事件も自分の存在も相手にされなくなると、自宅から2軒隣に住む米山豪憲君(当時7歳)の首を絞めて殺害し、死体を河岸に遺棄した。

 その後、2児童の殺人で逮捕、起訴された。裁判では「極刑を望む」と自ら宣言しながらも、娘の「事故死」と「心神耗弱」を主張して極刑を回避しようとする。検察の求刑は死刑だが……。

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